人間ドックとは設備の整った大きな医療機関で実施されている体内の検査方法で、病気の早期発見早期治療に繋げられます。「自覚症状もないので、自分は病気とは無縁だ」と思っていても、実際には病気が進行していて、気がついた時には手遅れという可能性もありますので、年に1回程度検査を受けると安心です。「人間ドック」といっても検査の内容はそれぞれあり、半日や1泊2日などがあります。またがん検診をしたいのか、がんに限らず体に悪い所がないかを総合的に診てもらうかによって変わります。
急ぎのプラン、ゆっくり時間を掛けて充実した検査を受けるプランなど医療機関によってもそれぞれ違いますので、詳しくは医師に相談してみると、最適のプランを紹介して頂けます。「胃がんの検診を受けたから大丈夫」と思っていても、実際には違う部位で病気が潜んでいたというのはよくあります。こうした理由から体の一部分だけではなく総合的な検査が受けられる人間ドックが推奨されています。検査を実施する際には「絶飲食」の指示が出ますが、正確な診断が出来ない場合がありますので、必ず守らなければなりません。
主に脳の検査をする「脳ドック」は通常の人間ドックとは別になっている場合が多いです。脳の場合は自覚症状が出るころには、命にかかわるような緊急事態になっている事があります。体に異変がないとCTを受ける事はめったにありませんが、こちらも年に1回程度受けておくと安心できます。