豊かな自然やエキゾチックな文化に、素晴らしいグルメと、観光資源に恵まれたタイは、日本人の人気の海外旅行先のひとつです。短期や長期の旅行以外にも、留学生や企業の駐在員など、日本人の滞在者は非常に多く、永住者も含めると、4万人以上もの日本人が生活しています。また、滞在者へのビザの条件の緩和など、国を挙げて取り組んだ結果、今やタイは、医療観光の先進国としても有名になりました。近年、アジア諸国のみならず、欧米や中東からも、最先端の医療を受けにバンコクやチェンマイの病院へやってきます。
2015年には、観光客のおよそ8%の130万~180万人が、医療観光で渡泰しました。このような背景から、日本人旅行者がタイの病院に行っても、その対応は、非常にスムーズです。タイの病院には、英語はもちろん、各国の言語に堪能な通訳が常勤していて、外国人の患者にも慣れています。中には、日本に留学経験を持つ医師が勤務していたり、日本人がメディカルアドバイザーとして勤務していたりするところもあり、日本語のみで診察が可能なところもあります。
日本語専用の電話番号やメールアドレスを設けている病院もあり、問い合わせや予約の際も安心です。ただ、タイで外国人が診察を受けると、高額な費用を請求されますので、旅行の際は、必ず海外旅行傷害保険に加入しておきましょう。また、一部の病院では、クレジットカード払いを求められることもありますので、受診の際は、念のためクレジットカードを持参しておきましょう。ホーチミンの健康診断のことならこちら