10代や20代の頃は代謝機能が活発なので、多少食べ過ぎて体重が増えたとしても、ジョギングや食事制限などを行えば、それほど苦労することなく、元の体型に戻すことが出来ます。しかし40代にもなると、代謝機能が衰えますから、簡単には痩せにくい体質となり、脂肪が付きやすい体型になります。体を動かすことをほとんどしない場合は、どんどん体重が増えていく一方なので、太りすぎで脂肪が多いと感じている方は、お近くの病院やクリニックで人間ドックを受けるようにしましょう。脂肪がたっぷり付いて、お腹が出っ張っているような状態の方は、血液がドロドロであることが多いので、心臓にも余計な負担がかかっています。
そのような方がお医者さんに診てもらうと、大抵、糖尿病や高血圧、高脂血症などと診断されますし、もっと重い病気になっていることもあるので、はっきりとしたことが知りたいなら人間ドックを受けるしかありません。中性脂肪の量が増えすぎると、内臓に負担を与え、糖尿病や肝臓病などになりやすく、動脈硬化も促進されやすいので危険です。心筋梗塞や脳梗塞になったりすると、たとえ命に別状はなくても、その後の生活に大きく支障が出るので、定期的に人間ドックで調べておくようにしてください。初期の段階で異常が見つかれば、入院や手術をする前に治療が受けられるので、薬を貰うだけの通院で済ませることが出来ます。
人間ドックの中には半日程度で終わるものもあるので、気軽に受けたい方はそれに申し込むようにしましょう。